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vol52
DVD Vol.52
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DVD
テーマ
「中国株式市場崩壊と日本への影響」
参加費用 1万円
●中国の株式市場が大暴落、中国政府は思いつくあらゆる手を尽くして相場を支えようとしています。ですが、短期間に2・5倍にも急上昇した相場が実体経済とは別のバブル的熱狂に支えられていたことは事実であり、今度も注意深い観察が求められます。
●私は以前から,特にここ数年は、中国経済に対する過大評価に警告を続け、これから中国経済は日本のバブル敗戦時のように、長い停滞期に入る可能性があると指摘し続けてきました。事実、現在では中国経済の失速と低成長化は誰の目にもあきらかになっています。で、今後の問題点はこうした経済の悪化が対中ビジネスに深く関わってきた日本企業にどういう影響を及ぼすのか、に移りつつあります。警戒すべきは実体経済悪化が引き起こす日本の株式市場や個別の企業へのインパクトなのです。
●こうした個々の企業業績と株価の動向にダイレクトにつながるテーマを、NLCも近年こうした問題意識を持つ読者が増えていることから、今回は取り上げます。
●日本のメディアの弱点は大手企業が最大の広告主であるということから、企業の業績のマイナス情報を報じることに極めて臆病なことです。その結果、ババを引かされるのは株主,なかでもほとんど独自の情報から排除されたままの個人株主ということになってしまう。
●先ごろ倒産した江守ホールディングも中国での売上げが評価されていたのですが、それが一転、子会社の粉飾決算で倒産に追い込まれる事態などいったい誰が想像したのでしょうか。
同社の株主だったある方は「倒産はテレビで知った。会社からは事前に何の情報も聞かされていなかった」といまでも怒りを隠しません。
●中国経済の動向を継続的に観察しつつ、同時に日本企業の対中国ビジネスの基本を押さえておけば、これからどんな企業と業界にいかなるインパクトが発生するのかの予想はそう困難ではありません。
今後、チャイナリスクの高まるいくつかの企業にも言及したいと思います。