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Vol.46
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11月11日(日)の講演のテーマは「戦後70年という戦前」です。戦後が終わり、すでに新しい帝国主義の時代の足音が聞こえてきます。日本の内外情勢は激変するでしょう。
そうした時代風景を2時間の講演で鳥瞰してみたいと思います。
●日本の直面する危機は戦後の安全保障を決定してきた米国の衰退と中国の軍事覇権の加速化にあります。もはや「憲法第9条を守れ!」と言うだけで日本の安全が担保される時代ではなく、左派は歴史的役割を終えようとしています。ですが、同時に保守という勢力もまた草の根において安倍晋三という政治家の評価を巡って大いなる迷走を始めています。
●私は第2次安倍政権が誕生した際に、「草の根保守は安倍評価を巡って対立・分裂、そして内ゲバを始めるだろう」と予言しました。あれから2年、話に聞けば若手保守言論人の間ではその言説を巡って裁判騒動まで起こっているとか。なぜこんなことになったのか。それは誰が敵なのかが見えなくなっているからです。
●左右のイデオロギーに足を取られ、自滅していったのは左翼・サヨク勢力だけでなく、右の側でも同じ現象が始まっているのです。右が答えるべきは社会・共同体の解体にどのように抗してゆくのかの処方箋の具体化なのです。次世代の党の壊滅もここが鍵になっていると私は思います。