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DVD Vol.44
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●12日(日)の講演会は「APEC以後の日中関係」をテーマにします。なかでもポイントは経済の行方です。
こうした話をしたいと思ったのは、中国の不動産バブルが崩壊過程にあり、その結果、明日にでも中華人民共和国と言う国家や14億人が住む中国社会が瓦解するかのような錯覚が一部に広がりつつあるからです。多大な混乱はありうる。だが、それは「崩壊」でありません。
●中国が好きか嫌いかという感情とは別に、これから日本と中国の経済関係がどこに向かうのかを正確に把握する必要があります。日本企業の対中国投資が前年度と比較して50%近くダウンしていますが、この数字は何を意味しているのか、単純な撤退論と見るべきなのかどうか。この動きは新たな主役の交代劇を暗示するものではないのか。
●榊原経団連が新しく発足しました。新会長は安倍総理とも親しい財界人です。彼の中国批判が一部で話題になっています。他方、中国では李克強首相のもと、2016年から始まる次期5カ年計画の中身の検討が始まりました。二つの「点」がどこかの地点でクロスする可能性はないのでしょうか。
●最近は中国ビジネスに関わっている中小企業のオーナーやビジネスマンの方を講演会場でお見かけすることが増えています。NLCはイデオロギーではなく、ファクトに基づいた正確な予想を続けていきたいと考えています。